感覚あそび

さまざまなあそびから得られる感覚刺激は、私たちが周囲の環境と関わりながら発達していく過程で大切な役割を担っています。特に感触あそびには、体の全身を覆っている皮膚からの触感覚刺激がたくさん含まれています。

そのため、普段は意識しにくい自分の体の輪郭や位置に気付く機会となり、自分の体のイメージを育てていくことに繋がります。自分の体のイメージが正しく持てることは、より複雑な運動や物の操作を行っていくうえでも重要です。

また、触感覚は情緒面の安定や発達においても大切だと言われています。心地よい感覚や苦手な感覚は人によって異なりますが、大好きな感覚を用いることは、自分から物や人に関わっていく機会にも繋がります。